iBOOK編

 実は、AVEXのCCCDを扱っているときも、G4のsuperDriveではダメなことが結構あった。こういうとき、なぜかibookのドライブが有効で、ibook(dualUSB)のCDRWドライブをよく使っていたのであるが、実は最近もう一台ibook(32MVRAM)を購入したのである。こちらは、DVD&CDRWのコンボドライブである。最近のBoAなんかは、これでも大丈夫であったので、まずはこちらで試してみることとした。
 まずは、Toast



G4のときと同じような認識である。コピーしようとしたら、やはりエラーがでた
 で、次はiTunesである。今度はなんとCDDBにアクセスして曲名データ取ってきてしまった。しかも3曲とも。



デスクトップにあるアイコンにも当然CD名が出ているのであるが、これをクリックしたところ、ちゃんと3つのファイルが(曲名付きで)見ることが出来た。



 しかしながら、読み込みをしたところ、2曲目と3曲目は読み込めるものの1曲目がどうしても読み込めない。正確に言うと、ファイルは出来ているのだが4Kであり、どうもうまくいってないようである。
 ただ、1曲目も聞くことは出来る。この時点で、「Macintosh非対応」はぶっ飛んだわけである。後は、3曲すべての読み込みを行なうために、最終兵器のibook(dualUSB)を持ちだすこととした。

まずは、Toastなのだが



出ているメッセージは、G4のときと全く同じなのであるが、なんと、「書き込み」ボタンを押したところあっさりとコピー出来てしまった
 で、iTunesは、というと



当然のようにCDDBから曲名データとってきて、読み込みも3曲とも成功した。快勝、であるヽ(^O^)ノ

 いままでも、ibook(DualUSB)のCDRWドライブは、ほかのドライブでは読めないCCCDを読めたことが多かったのであるが、今回も同じであった。
 この、「読める、読めない」は、コピーコントロールのかけ方に原因があるらしい。つまり、データそのものにはプロテクトなどはかかっていなく、通常のドライブでは読み取りが混乱するような「ノイズのようなもの」が加えてあるそうなのである。普通のプレーヤーでは、そういうものは読めないので再生できるが、PCだと読んでしまい混乱して読み取り不能となる仕組みらしい。
 しかし、どのようなドライブでも、ノイズとしてはとらえるようで、こういう余分な信号が加えてあると再生するときの‘負荷’となる。そして、それが音質劣化に結びつくそうである。デジタルだからノイズがないと思ったら大間違いなのである。再生時にノイズが入ることが多く、その原因の一つに、CD上のノイズ信号というのがあるのである。これは、コピーコントロールに限ったことでなく、通常のCDにもあるそうで、きちんとデータ吸い上げて完ぺきな環境で複製すると、オリジナルより音質のよいCDというのを作成することができるのだそうである。実際、日本には、そういうことできるヘビーユーザーがいる。

 まあ、とにかく、レーベルゲートCDもコピーできたわけである、が、笑ってしまうのは、ibook(DualUSB)のCDRWドライブはSONYのドライブであるということである。上のToastの画面下方を見て欲しい。赤丸で囲ってあるが、「Sony CD-RW CRX700E」である。自ら作ったCDの規格から外れるレーベルゲートCDを始めたのに、それを読めちゃうのが自社のドライブ、というのは・・・・・まあ、いいか