イラク人質・・・である。 家族の方々の心情は理解出来るが、とても主張に賛同はできない。 こういうことは当然予測できるから、政府としては勧告を出しているのである。知人すらもが止めるのを振りきって危険な地域に行っているのである、何があっても自己責任は当然である。 軍隊とは無関係な民間人だから開放してくれ、とテロリストに要求するのは、いい。宗教関係から手をまわして、何とかしようというのも、いい。でも、日本政府に、自衛隊を撤退させろ、と要求するのは、おかしい。 もちろん、テロリストの要求は、自衛隊撤退である。要求をのんで人質の命を助けたい、という気持ちもわかる。テロリストの要求などのむと、思うつぼという意見もあるが、私はそれ以前に、自衛隊は戦争しに行っているわけではないことを忘れてはいけないと思う。 きれい事、かもしれない。しかし、平和的貢献をするために、非常時訓練を積んだ人材として自衛隊をイラクに派遣する、というのは国会決議である。反対があったにしても、多数決で決めたことである。民主主義をうたうのなら従う姿勢を貫くべきである。 多数決を行なった議員は、国民が選挙で決めたものである。最終的な責任は私たち国民にあるのだ。政治家が勝手に決めた、という言い訳は、おかしいのである。
さすがに、本人たちも気がついたのか、自衛隊撤退をあからさまに訴えるのはやめたようだ。感情的になるのも逆効果ということに気がついたようだ。 でも、もう遅い、いろいろな嫌がらせが起きているようである。 嫌がらせ・・・あるべきでないのは言うまでもない。しかし、起きて当然のような気がする。
これが正義、などと簡単に言えない時代になったものだ、とつくづく思う。記入 : T
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